旅と写真とデザインと。
by aghome
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カテゴリ:デザイン( 8 )
ゼラチンシルバーセッション
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これほど“距離”を憎む事はそうそうないだろうと思う。こんなに僕好みの展示会なのに、見る事も聴く事もできないなんて…!!!
どこでもドアを、誰か開発してください。。

というのも、この「ゼラチンシルバーセッション」なる展示会。
今でこそデジタル写真が支流になり、カメラメーカーもフィルムカメラから次々と撤退している最中、フィルム写真の味わいや奥深さ、独特の風合いなど、手間や繊細な技術を必要とする銀塩写真の楽しさを広く知ってもらおうとするプロジェクトなのです。
日本を代表する写真家が、自ら撮影したネガを交換し合い、それぞれの感性でプリンティング(現像)していくというもの。
その参加する写真家4人。ヤバいです。

藤井保(ふじい・たもつ)FUJII TAMOTSU
広川泰士(ひろかわ・たいし)TAISHI HIROKAWA
瀧本幹也(たきもと・みきや)TAKIMOTO MIKIYA
平間至(ひらま・いたる)HIRAMA ITARU

12月号のAXISにこの展示会が紹介されていましたが、4人が一緒にプリンティング作業しているものや、富士フィルムの工場で熱心に見学しているものなど。
年代の異なる写真家のセッションという、魅力溢れる内容なのです。

こんなにワクワクする展示会はめったにないと思うのですが、
何故、これだけ有名な写真家たちがわざわざ銀塩写真に的を絞り、ワークショップを開いてまで写真プリントを紹介しようとしているのか。
それは「銀塩写真の文化を残せるか」という、現場の写真家が抱く危機感なのです。
銀塩カメラを撮られる方ならよくお分かりだと思いますが、フィルムだと撮って現像するまでどう写ったか分からない、フィルムも感光したり色褪せたり。
でもそれが魅力以外の何物でもない。自分で狙ったものや、カメラに任せたものなど、偶然に任せた思わぬ奇跡にも出会えます。
僕は自分で現像はできませんが、シャッターを押す事以上に、自分らしさが出てくるものだと思うのです。確かに撮ってすぐ見れるデジタルは便利だし何よりレスポンスが早い。
でも、自分が迷ったり悩んだりしながら苦労して得た喜びは忘れられないですよね。
この展示会はそんな写真家の願いが詰まったものだと思います。

そして先日、クルックにてこの展示会の作品が数量限定で販売されました!
迷わずソッコー電話して即ゲット★
しかも4人のサインつき!(笑)
ミーハーと言われようがかまいません!4人の作品の味を味わえるのなら!!!
4人の特色がよくわかる白地の器を写した作品を並べて飾っております。
しかもけっこうたくさん作品が収められていてとても楽しめます。
とってもいい買い物ができました(笑
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by aghome | 2006-11-27 01:13 | デザイン
黒川 勉のデザイン
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ほかの誰にも つくりだせない空気

普遍的であるもの。
流行に流されないもの。
他に類をみないオリジナリティのあるもの。
空間の中に気配をつくりだすもの。
世界に対してクリエイティブに対して挑戦的であるもの。

黒川勉のつくりだすものは、常に新しく究極的な美しさがある。
彼のデザインは強い。
ただ単純にそう感じてしまう。

(「MARC」データベースより)
日本のデザインシーンを牽引し、全力疾走していた矢先、不慮の病で急逝したインテリア・デザイナー黒川勉の作品集。ほかの誰にもつくりだせない空気、ピュアに真摯に求めつづけたあのエネルギーが、この一冊の中にある。

確か彼に出会ったのは、大学に入って間もない頃に買った一冊のインテリアデザイン雑誌。
まだ若かりし黒川勉は、片山正通と共同で H.Design Associates で活躍していた。
二人並んで膝を抱え込み、写真に写っている姿がとても印象的だった。
杉本貴志が率いるSUPER POTATOから独立し、自らの新しいムーブメントを作り出していた時だったと思う。
この作品集にも片山正通、杉本貴志に加え、数々の海外デザイナーからもコメントがよせられている。
その文章を読んでいるだけでも、彼が本当にデザインと貪欲に突き詰めて戦い、心から愛していた事が伺える。
数々のショップインテリアデザインに加え、様々な表情を持った家具もたくさん紹介されている。
200ページにも及ぶカラーページに凝縮された、黒川勉への想いが詰まった貴重な作品集だと感じる。

様々な著書を読んでも、彼は本当に自分に厳しく、且つコミュニケーション能力豊富なバイタリティ溢れる人物だったことが分かってきた。
昨年7月、もう彼の声や言葉を聴けなくなってから一年が経ち、彼を愛したたくさんの人々によって刊行されたこの作品集を、あとがきとして言葉を添えている秋田寛は「未完の集大成」とかえている。
独自の世界を切り開き、日本の新しいデザインを作り出していた彼は、43歳という若さでこの世を去った。
後に残されたのは時代の流れを感じさせない普遍的なデザインと、彼の意志を引き継ごうとする強い想いだった。

この作品集が未完の集大成であろうが、この手にとって彼のデザインを感じ、彼と共にした人々の言葉を感じれることを本当に嬉しく思う。
彼は自分の考えを周囲に示し続けられると信じ、躍動してきた。
早すぎる死を受け入れてでも、その探し続ける意志を、僕も恥ずかしながら受け継いでいきたい。


「デザインに終わりはない。一度つくったものを、どう発展させていけるか。自らのデザインに向き合い、高めていく。」

黒川 勉 2005 逝去 享年43歳
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by aghome | 2006-10-09 01:53 | デザイン
play 01
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考え込むとアタマがぼやけてくる。
たまに人の質問に対してまったく関係のないコトバをしゃべってたりする。
話を全然聞いてない証拠。
アタマの中じゃ違う事考えてそのフレーズがリピートしてる。

目に写るものすべてが興味の対象で、そこから感情や理論が生まれていく。
きっと創造ってそんなただのイメージから始まっていくんだろうね。


そんなムツカシイ事を考えだすと、こうやってラクガキして気分を発散する。

0を1にするチカラは常に新しい。
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by aghome | 2006-07-15 01:25 | デザイン
岡本太郎・誇らかなメッセージ “明日の神話”完成への道 展
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メキシコで見つかった幻の壁画 “明日の神話”の軌跡を辿ったこの展示会。
広島現代美術館で完成に至までの岡本太郎の制作を見ることができた。

壁画にかかるまでのまったく同じ絵を、小さなパネルから始まり10数mの巨大キャンバスまで全部で4点の原画が展示してあった。
最初の作品は3日で書き終えたらしい。
その絵は原寸大になっても同じ構図、モチーフ、色を使っている。つまり最初の着想をまったくそのまま持続させている。
彼はスケッチなどほとんど描かず頭の中のイメージをそのままキャンバスに塗り込む。
そのイメージはブレる事なく忠実に再現される。すごい。
地下に降りると壁一面に鎮座した“明日の神話”が待ち受けていた。
これは今四国にて修復している実物をカメラで撮影し、原寸をインクジェットで出力されたもの。
説明を見ると1600万画素のカメラで撮影したらしい。1600万ガソってなんだ!???
忠実に再現とあったがこんなに色彩豊かで鮮やかなものなのか。
炎が迸り骸骨が怒りのような憎悪のようなエネルギーを発している。
テーマは原爆。
まさに爆発だ。
でも決して塞ぎ込むような闇や悲観が描かれているのではなく、それを乗り越えていくような、強く美しい未来へのエネルギーを描いているのだ。

彼が広島の原爆ドーム、平和公園を訪れた写真も展示してあった。
何を持っての象徴で平和公園なのか。彼の思想に少し反省してしてしまった。
四国での修復後、東京でこの“明日の神話”の展示会があるらしい。
しかし展示会後の行き先が決まっておらず、現在広島と長崎が受け入れる運動をしている。

個人的にはこれだけ様々なエネルギーに溢れた作品をいつでも見れるようになったらいいな。
けれど、軽い気持ちじゃ意味がない。
受け入れるならそれだけの覚悟が必要だ。責任は重大である。
どちらにしても、一度ホンモノを体験したいものだ。

今回訪れた広島現代美術館は、大学の卒展会場にもなったちょっと思い入れの強い美術館。
こんもりした小山の上に建つ、またの名を“猫山”(笑)
びっくりするくらいノラ猫がいて、まさに巣窟になってる。
でも市内を見下ろす景色はなかなかで、たくさんの人が散歩したり近くの公園で遊んでいた。
ゆったりとした場所での今回の展示会でした。
時間がなかったんで特別展のみで常設展は見逃した。
残念!

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by aghome | 2006-05-22 02:06 | デザイン
純米酒A to Z cup House
個人的に今とても気になる商品が日本酒のワンカップ。
去年くらいからじんわりハヤっているように思います。
ワンカップバーができたり、ワンカップ専門の通販店ができたり。
近所のスーパーでもワンカップ特集が組んであり、あの「バンビ」とかがおいてありました。
そんな折、見つけちゃいました、というかヤラれたというか(笑)
青山のカフェや奈良美智さん作品のオークションなども手がける、
YOSHITOMO NARA + graf A to Z

青森県弘前市出身の現代美術家、奈良美智さんのイラストがデザインされたカップ入り日本酒が同県内で発売されたそうです。
「じょっぱり」などのブランドで知られる同市の六花酒造が「純米酒A to Z cup House」の商品名で製造。売上金の一部が、7/29〜10/22まで同市内で開かれる奈良さんの個展「YOSHITOMO NARA・graf A to Z」の運営資金に充てられる
とのこと。
奈良さんのイラストのワンカップ。
これは想像以上におもしろいんじゃないかな?
パッケージデザインは全3アイテムで、ガラスカップ(180ミリリットル詰)3つをこれまたかわいらしい小屋型紙パックに詰めてのセット販売。
こうやって今までにあった市場を、改めてデザインし開拓していく試みはすばらしいと思います。
狙っていた気持ちはあったので、ヤバい!先を越されたって感じが若干ありますが、条件がしっかり揃ってるなぁ。
とりあえず、僕はとっても欲しいです(笑)



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by aghome | 2006-05-17 13:18 | デザイン
東京旅行記 Vol.04
今更ながら東京旅行の末を。

泊めてもらった友達の家は都心からちょっと離れたトコにあった。
隅田川が見えるマンションの10数階。
まるで事務所みたいに広くて簡素で真っ白な空間(壁一面の窓ガラスで夜景が凄い!)
あるのは白い大きなデスクにマックとプリンタ、部屋の奥にあるベットくらい。
広島の頃の部屋とは大違い(笑)
六本木で買ったシャンパンで、彼の成功と僕の旅行に乾杯した。
お互い同じ道を目指す者通し、これからの歩みを語り合った。
オレの愚痴を聞いてもらい、励まされ、自信を貰うようなエールをくれた。
お互い大学の時とはあまり変わってない変わりに、それぞれの新しい面を感じたように思う。
少し大人びた回答に動揺する反面変な嬉しさがこみ上げる。
大事なものは何か教えてもらった気がする。
いつか来るその日まで、オレはこっちで全力尽くすよ。
譲ってもらったベットが妙に気持ちよかった。

朝、少し遅めの起床に少し二日酔いで頭が痛い。
外はどんより雨が降っていた。
部屋の玄関でがっちり握手を交わし彼の部屋を出た。
そのまま僕は地下鉄に乗り恵比寿に向かった。
今回の旅のもうひとつのメイン、ギャラリー(g)で行われていた本城直季写真展だ。
雨の降りしきる代官山は、静かに佇んでいてとても居心地が良かった。
こんな街に住みたいって本気で思ったよ。
GDCが運営するギャラリー(g)に訪れるのは2回目だ。
去年の夏に来た時は何もやってなくてがっかりしたのを憶えてる(笑)
小さな音で音楽のかかったこの空間は、大きくプリントアウトされた彼の作品で包まれていた。
まるでジオラマやミニチュアを思わせる彼の写真には、
今まで感じた事のない感情を呼び起こされる。
新しい世界を見せてもらったような新鮮な空気がそこにある。
現実と空想が同居するその世界にひたすら漂った。
彼のオリジナルプリントが入った特別版写真集もおいてあり、
スタッフの方にすすめられたが、それを買ってしまうと広島に帰れなくなるので諦めた(笑)

バルコニーの芝がとても印象的な、とてもステキなギャラリーでした。
また機会があれば是非訪れたい場所です。

いろんな思いを乗せての帰りの新幹線。
夕方に帰るといつも夕暮れから夜になっていく貴重な時間帯。
静岡あたりでみたとても眩しい夕暮れは、
いつも少しの寂しさを感じてしまう。

憧れ なんだろうねきっと。
進みたい、前に。
自分が信じるその道に。

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by aghome | 2006-05-06 01:20 | デザイン
かわいいヤツ
今年の誕生日に会社の先輩からもらった洗濯バサミ。
鳥のカタチをしているかわいいヤツ。
人を心地よくさせるデザインをつくりたい。
そういう純粋なものは、
いつまでも記憶に残る。
人に伝わる。

ホントに素直でシンプルなものが、きっとそうなんだ。

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by aghome | 2006-04-26 22:44 | デザイン
東京旅行記 Vol.02
今回の旅の目的。
TAKEO PAPER SHOW 2006
2006年のテーマは、「UNBALANCE/BALANCE」 紙のバランス。人のアンバランス。
内容は実際の製品や商品になっているものがバランスのあるもので、クリエーターがコストや機能性を度外視して、新しい紙のカタチを創造したものがアンバランス。

1階では、たくさんの紙製品を展示してあり、紙の必要性や可能性を感じました。
中でも、レーザーで型抜きされたDMやショップカードは、少しこげた紙の細部がおもむきを感じ、技術の高さを知りました。
3階では、アンバランスの作品群が薄暗い会場の中でスポットを浴び、そのおもしろさを輝かしています。
遠目ではとても紙に見えないものばかり。その作品を丁寧にタケオのスタッフが説明をしてくれます。
あまりの人の多さにまともに作品を見れないのが残念。
アンバランスのおもしろさとして、実際のクライアントのとのコラボレーションがひとつあげられます。
大手チョコレートブランドのパッケージを、まったく素材の違う紙質でつくっていたり、薬の薬剤入れを紙でつくったり。
そのクライアントのロゴはまったく正規のもので、妙なリアリティーがあり非日常なんだけど、普段触れているモノとまったく同じ印象もある。
不思議な感覚を憶えました。

個人的には、宝石ブランドと制作されていた、ジュエリーのディスプレイ用パッケージが驚きました。紙でネックレスのチェーン部分を閉じ込め、それをそのまま破って取り出す事も出来る。
紙らしい簡素さと、機能性をうまく表現したものだと思います。
その素朴さと宝石の輝きのギャップが好きでした。

帰り際、トランプカードになったタケオの商品サンプルをたくさんもらって帰りました。
イームズのためにつくられたというその名も「イームズ」という紙がカッコいい。
他には「もも肌」と呼ばれる、紙に産毛を生やしたような紙など。
紙の可能性は、どこまでも広く深いなぁと、去年同様感心しっぱなしの数時間でした。
来年からは、スパイラルから会場を変え、丸ビルになるそうです。
広くて見やすくなる事を期待します。
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by aghome | 2006-04-23 20:14 | デザイン


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